機械工学実習Ⅰのレポートの作成と提出方法

 現在,電子メールやクラウドなどインターネットを活用して情報交換を行うのが一般的である.電話連絡は,相手の都合を考えない伝達方法である一方で,電子メールは世界中で24時間情報のやりとりが可能となり,情報伝達側ならびに受取側の双方において便利な手段といえる.そのため,1日に最低1回は電子メールをチェックすることが,スムーズな情報交換を行うコツである.
機械工学実習Ⅰでは,印刷版のレポートと電子版レポートを提出する.これにより「ワープロソフトを用いたレポートの作成」と「電子情報のやり取り」を習得する.




もくじ
●レポート内容について
●レポート提出方法
●その他一般的なアドバイス(PDFファイル,Eメール)




●レポート内容について

マイクロソフトのワードなどのワープロソフトを用いてレポートを作成する.レポート記載項目については,各課題で説明があるのでそれを守る.また,実習ⅠのDreamCampus(または実習ⅠのHP)からレポート表紙や汎用フォームをダウンロードして,各課題のレポート表紙を作成する.
  1. 実習の目的
  2. 1日目,2日目,3日目(1日や2日で終了する課題はその日まで) のそれぞれについて, 実習内容,使用機械,器具等,図面・プログラム等,結果または成果(作品),考察を記述すること.
  3. 各題目で出される課題
  4. 感想,参考文献等


●レポート提出方法

実習Ⅰのレポートは,A4用紙に印刷した印刷版と,PDFフォーマットの電子版をそれぞれ下記の方法で提出すること.

・印刷版のレポート提出方法
 各課題で作成したレポートをA4縦サイズで印刷し,同じく印刷した各課題の表紙をつけて上部2箇所をステップラで留める.きれいに印刷したものを提出すること.カラーインクジェットのインク切れ,コピー機のトナー切れなどの印刷不鮮明なレポートは受理しない.

提出先 : ものづくり教育研究支援ラボ(実習工場)内ボックス
提出期限: 原則,各課題終了日から1週間後の8:30まで

 レポートの合格または再提出の依頼は,レポート提出の翌週の授業開始時(8:40-8:50),もしくはそれまでに行う.レポート再提出対象者は,1週間以内にレポートを修正して提出すること.

・電子版(PDFファイル)のレポート提出方法
 作成した表紙とレポートをPDFフォーマットに変換して一つのPDFファイルを作成する.このときのファイル名は,課題 + ”課題番号(半角数字)”+ “-(半角英数字)” + 班名(半角英数字大文字)+ “-(半角英数字)” + 学籍番号(半角英数字大文字)+氏名(苗字と名の間のスペースは無し).pdf とする.ファイル名が所定の書式と異なるものは,一切受け付けないので注意すること.またPDFファイルの容量が1MBを超えないように注意すること.

ファイル名の例:
 MC班の学籍番号17T9999Zの茨城太郎(Taro IBARAKI)君が,課題3の電子版レポートを作成する場合は,以下となる.

電子版レポートのファイル名: 
課題3-MC-17T9999Z茨城太郎.pdf
課題3-MC-17T9999ZTaroIBARAKI.pdf  (留学生)


電子版レポートは,実習ⅠのDreamCampusの各課題に提出する.提出期限は,原則として課題終了後の1週間以内とする.またレポートに不備があり再提出した場合は,修正した電子版レポートを再提出すること.


提出先 : 実習ⅠのDreamCampusの各課題
提出期限: 原則,各課題終了後の1週間以内

●参考
表1,2に各班(各曜日)の実習Ⅰ担当者の電子メールを載せる.質問やレポートの事前確認依頼等に利用してください.

担当教員とメールアドレス
課題 月曜日班 (MA, MB, MC, MD) 木曜日班 (TA, TB, TC, TD)
課題1 旋削加工 小松 mamoru.komatsu.0205 小松 mamoru.komatsu.0205
課題2 立フライス盤・平面研削盤 土田 seiya.tsuchida.nss13 土田 seiya.tsuchida.nss13
課題3 仕上げ加工 佐久間 takaaki.sakuma.ts 佐久間 takaaki.sakuma.ts
課題4 溶接加工 山崎 kazuhiko.yamasaki.5278 倉本 shigeru.kuramoto.11
課題5 NC加工とNCプログラミング 山崎 kazuhiko.yamasaki.5278 倉本 shigeru.kuramoto.11

*メールアドレスは,上記IDに,@vc.ibaraki.ac.jp をつけてください.


●その他一般的なアドバイス

  1. 未提出・未受理のレポートは,機械工学科棟1階の掲示版に掲示する.
  2. PDFファイルは,Adobe Acrobat PDFMakerで作成できる. Microsoft Officeに連動しているので,MS WORDからそのまま PDFに変換できる. また各種フリーソフトも公開されている.例えば,
    http://www.primoPDF.com/
    である.このフリーソフトは,印刷時のプリンターとして primoPDFを指定することで, PDFフォーマットのファイルを作成できる.
    PDFMakerが無い場合は,一旦A4用紙に印刷し,印刷物をシートフィードスキャナーで連続読み取りを行い, データをPDFファイルに保存する方法もある.
  3. ファイルサイズが大きくなる一番の理由は,画像である.画像解像度は ディスプレーは72 dpi,高解像度のプリンターでは,1200 dpi以上である. 最近のデジカメ等は高解像(メガピクセル)のため, 画像をそのままワープロソフトに挿入すると, ファイルサイズが10 MBを超える場合も少なく無い. この場合,画像を大幅に10%や5%などに縮小して挿入している (無駄な情報を挿入している).そこで,最初から100%の大きさで挿入できるように,画像サイズを 修正する.画像ソフト(Adobe Photoshop等)では, 解像度を維持したまま,画像サイズを変更できるので,これを活用する.
    なお,BMP画像で縮小や拡大を繰返すと画像が粗くなるので注意が必要である.
  4. レポートを電子メールで送付する場合は,必ず「件名」と「本文」を記述すること.これらが無い場合,SPAMメールとして自動削除される 場合がある.なお,茨城太郎くんが機械工学実習Ⅰのレポートを電子メールで, 茨城大学の教員に送付する場合,


         [件名]:
         実習Ⅰレポート


         [本文]:
         茨城大学 先生
         機械工学科2年の茨城太郎です.
         ○月△日提出締め切り分の 実習Ⅰ課題Xのレポートをお送りします.
         宜しく,お願いいたします.

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         茨城大学工学部 機械工学科2年
         17T9999Z 茨城 太郎
         /////////////////////////////////////////////////



    などとするのが,一般的である.